Bose Ultra Open Earbuds 第2世代の値段は、初代が出たときと同じ39,600円

A pair of white wireless earbuds in an open charging case, illuminated against a dark background.

第2世代は再生時間が最大9時間に延び、ワイヤレス充電とシネマモードが加わった。 ノイズキャンセリングはボーズも製品ページに「ありません」と書いているので、無い模様。 ちなみに、初代はいま価格.com の最安で23,030円。

ボーズのイヤーカフ型イヤホンが、2年半ぶりに新しくなります。10月1日に出る Ultra Open Earbuds(第2世代)は39,600円で、初代が2024年3月5日に出たときとまったく同じ値段です。中身はいくつか増えましたが、ノイズキャンセリングは今回も付きませんでした。

増えたのは、電池とワイヤレス充電と映画向けのモード

初代第2世代
発売日2024年3月5日2026年10月1日
発売時の価格39,600円39,600円
再生時間最大7時間最大9時間
ケース込み最大26.5時間最大28.5時間
ワイヤレス充電なしあり
Bluetooth5.35.4
ノイズキャンセリングなしなし

電池は初代の最大7時間から最大9時間になりました。ケースを合わせた時間は26.5時間から28.5時間で、ケースが足す分の19.5時間は変わっていません。イマーシブオーディオをオンにすると最大5時間で、こちらは初代の4時間から1時間増えています。

ややこしいのは、ボーズ自身が初代の数字を途中で変えていることです。初代を発売した2024年3月の案内では、最大7.5時間、イマーシブオーディオをオンにして4.5時間でした。いまの初代の製品ページでは7時間と4時間になっています。どちらを基準に読むかで、第2世代で延びたのは1.5時間にも2時間にもなります。

ワイヤレス充電は第2世代で加わりました。ケースは寸法も重さも少し大きくなっていて、ボーズの表記で0.04kgから0.05kgです。ケーブルでの充電の速さは変わらず、1時間で満充電、10分つなげば最大2時間ぶん聴けます。

シネマモードは新しく入った機能で、Bose TrueSpatial を使って映画向けに音を広げます。ドライバーも作り直されていて、ボーズの説明は「第1世代モデルより深みのある低音と大きな音量」です。Bluetooth は5.3から5.4に上がりました。2台に同時につなぐマルチポイントと、水しぶきに耐える IPX4 は、初代から引き続きあります。

「Snapdragon Sound 対応」は初代にもあった

第2世代の特徴として、Snapdragon Sound に対応して aptX Adaptive が使える、という点が発表資料に並んでいます。これは初代にもありました。初代が出たときの AV Watch の記事には「Snapdragon Soundテクノロジー・スイートと、aptX Adaptiveコーデックにも対応」と書かれていますし、ボーズ自身の初代の製品ページにも、いまなお Snapdragon Sound が載っています。Android で aptX Adaptive を使いたいという理由だけなら、買い替える必要はありません。

ノイズキャンセリングは今回も無い

ボーズは第2世代の製品ページの仕様欄に、「ノイズキャンセリング機能はありません」と書いています。耳の穴に何も入れない形なので、音をせき止める部分がそもそもありません。通話には Bose SpeechClarity が入っていて、周囲の雑音から話し手の声を分けます。ただしこれは相手に届く声の話で、自分が聴く音が静かになるわけではありません。

耳をふさがない形でノイズキャンセリングを載せた製品は、もうあります。Apple は AirPods 5 を「オープンイヤーデザイン」と呼びながら、アクティブノイズキャンセリングを付けました。ただし電池はノイズキャンセリングをオンにして最大4時間、ワイヤレス充電ケース付きのモデルで最大5時間で、第2世代の9時間とはかなり離れています。

初代は23,030円まで下がっている

初代はまだ買えます。ボーズの公式ストアでは27,720円で、9月20日に見たときは在庫なしの表示でした。価格.com には77店舗が登録されていて、最安は23,030円です。第2世代との差は16,570円あります。

その16,570円で買えるのは、電池の2時間、ワイヤレス充電、シネマモード、それと新しいドライバーの音です。初代を使っていて電池が一日もっているなら、買い替えなくていいと思います。これから1台目を買う人は、初代のほうを勧めます。公式ストアは在庫なしで、店によって残っている色は限られますが、色にこだわらないなら16,570円の差は大きい。

9,900円安い Sport Open Earbuds

同じ10月1日に、Sport Open Earbuds も出ます。29,700円で、第2世代より9,900円安い。防水はこちらのほうが上で、ほこりにも対応する IP54 です(第2世代は IPX4)。再生は最大7時間で、充電ケースを使えば最長29時間。ケースが22時間ぶんを足す形です。ノイズキャンセリングはこちらにもありません。

走ったり汗をかいたりする場所で使うのが主な目的なら、上位機より IP54 のほうが合っています。ただし、イマーシブオーディオは付きません。ボーズの製品ページの比較表に「なし」と書かれています。シネマモードについては、Sport の製品ページに何も書かれていません。

音がどれだけ変わったかは、まだ数字になっていない

新しいドライバーの説明は「より深みのある低音と大きな音量」だけで、どれくらい深いのか、どれくらい大きいのかは書かれていません。イヤーカフ型は耳の穴をふさがないぶん低音が逃げやすく、ボーズがドライバーから作り直した理由もそこにあるはずですが、初代と並べて聴くまで差は見えません。数字で確かめられるのは、電池と充電とBluetoothのバージョンまでです。予約は9月18日に始まっていて、発売は10月1日です。

出典

  1. Bose Ultra Open Earbuds (第2世代) | ボーズ
  2. Bose Ultra Open Earbuds(初代) | ボーズ
  3. Bose Sport Open Earbuds | ボーズ
  4. Bose Sport Open Earbuds と Bose Ultra Open Earbuds(第2世代) | Bose Press Room
  5. ボーズの“ながら聴き”イヤフォン「Ultra Open Earbuds」。39600円 - AV Watch
  6. Bose、イヤーカフ型イヤホン2機種。スポーツ向け「Sport Open Earbuds」と新フラグシップ「Ultra Open Earbuds」 - PHILE WEB
  7. Bose Ultra Open Earbuds 価格比較 - 価格.com
  8. AirPods 5 - 技術仕様(Apple 日本)
  9. 「AirPods 5」発表、アクティブノイズキャンセリング搭載で2万3800円から - ITmedia Mobile
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