iOS 27 の Siri AI が使えるのは、iPhone 15 Pro と iPhone 16 以降だけ

iOS 27 は iPhone 11 以降に配信されているが、新しい Siri(Siri AI)が使えるのは iPhone 15 Pro・15 Pro Max と iPhone 16 以降だけ。日本語で使えるのは10月からで、1日に使える回数にも上限がある模様。
9月15日に配信が始まった iOS 27 は、2019年発売の iPhone 11 にも入ります。ただし、今回の目玉である新しい Siri(Siri AI)が使えるのは、iPhone 15 Pro・15 Pro Max と iPhone 16 以降だけです。iPhone 11〜14、iPhone 15・15 Plus、iPhone SE では、iOS 27 に上げても Siri は今までの Siri のままです。
Siri AI は、Apple の AI 機能「Apple Intelligence」の一部として動く新しい Siri です。メッセージやメール、写真の中から必要なことを探して答えたり、アプリの中の操作を代わりにこなしたりできます。過去のやり取りは、専用の Siri アプリで振り返れます。
自分の iPhone で使えるもの
| 使っている iPhone | iOS 27 | Siri AI | 表現力豊かな音声・より先進的な音声入力 |
|---|---|---|---|
| iPhone 11〜14、iPhone 15・15 Plus、iPhone SE(第2・第3世代) | ○ | × | × |
| iPhone 15 Pro・15 Pro Max、iPhone 16 シリーズ(16e を含む)、iPhone 17、iPhone 17e | ○ | ○ | × |
| iPhone 17 Pro・17 Pro Max、iPhone Air、iPhone 18 Pro・18 Pro Max、iPhone Duo | ○ | ○ | ○ |
右端の列は、端末の中で動く Apple の最も大きな AI モデルを使う機能で、6機種に限られます。iPad と Mac では同じ機能にメモリ12GB以上という条件が付いているので、iPhone でもメモリの量で分けているのだと思います。
中古の iPhone 15 は Siri AI が使えない
iPhone 15 と iPhone 15 Pro は、どちらも2023年に発売されたモデルです。それでも Siri AI が使えるのは 15 Pro と 15 Pro Max だけで、iPhone 15 と 15 Plus は対象から外れています。Apple は外した理由を説明していません。
中古や型落ちで安く買うときに、見落としやすいところです。iPhone 15 は iOS 27 の対象で、見た目も 15 Pro に近いのに、日本語の Siri AI が始まっても使えません。Siri AI を使うつもりで選ぶなら、iPhone 15 Pro 以上か、iPhone 16 以降にしておくのが無難です。
Siri AI が来ない iPhone でも変わること
対象外の iPhone でも、iOS 27 に上げる意味はあります。アプリの起動が速くなる、通信の切り替わりがなめらかになる、メールが探しやすくなる、といった OS そのものの改良と、子どもを守るための機能は、iPhone 11 でも入ります。
一方で、撮ったあとで写真の構図を直せる「空間リフレーム」などの写真編集や、説明から画像を作る Image Playground は Apple Intelligence の機能なので、対象外の iPhone では使えません。
Apple Watch も、組み合わせる iPhone しだいです。Apple Watch Series 9 以降、Ultra 2 以降、SE 3 で Apple Intelligence を使うには、Apple Intelligence が動く iPhone と組み合わせる必要があります。iPhone 13 と組み合わせている限り、ウォッチだけ新しくしても使えません。
日本語で使えるのは10月から
いま日本語設定の iPhone 18 Pro に iOS 27 を入れても、Siri AI はまだ使えません。Siri AI は英語のベータ版として始まっていて、日本語はフランス語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語と一緒に、10月からベータ版として加わる予定です。
日本語で使えるようになっても、使い放題ではありません。Siri AI や写真編集、Image Playground のように Apple のサーバー側の AI を使う機能には、1日に使える回数の上限があります。何回までかは示されておらず、機能の重さや混み具合で変わるとされています。Apple は、この上限を有料で広げる形を今後用意するとしています。
買い替えは10月を待ってからでいい
iPhone 11〜14 や iPhone 15 を使っていて、iOS 27 の動きに不満が無いなら、急いで買い替える理由はありません。Siri AI のために買い替えるとしても、日本語で使えるのは10月からで、1日の回数の上限がどれくらいかもまだ分かりません。日本語版が出て、実際にどこまで使えるのかが見えてから決めても、損はしないと思います。