G-SHOCKの腕時計MUDMAN GDG-B100が登場!類似のスマートウォッチとの違いについて

G-SHOCK GDG-B100は泥やほこりに強いMUDMAN(マッドマン)の新しい腕時計で、スマホの着信を振動で知らせ、電池で約2年動く。ただ、スマートウォッチのようにGPSと心拍計は無い。

スマートウォッチをやめてカシオの腕時計G-SHOCK GDG-B100にすると、手首からGPSと心拍計がなくなります。残るのは、スマホの着信を知らせる振動と、走った距離やペースの記録です。そのかわりG-SHOCKらしいカッコいいデザインで、かつ電池で約2年動きます。

泥やほこりに強いMUDMAN(マッドマン)のシリーズの新しいモデルで、2026年10月に38,500円で発売されます。色はブラック、ブルーグリーン、イエローブラウンの3つです。

G-SHOCK GDG-B100と同じ、日なたで見やすいMIP液晶を使い、丈夫さを売りにしているスマートウォッチに、ガーミンのInstinct Eがあります。こちらはGPSで距離を測り、心拍も測れますが、45mmのモデルをスマートウォッチとして使うと約16日ごとに充電が要ります。走るのが陸上トラック中心だったり、距離はだいたいでよかったりするなら、充電しなくていいG-SHOCK GDG-B100のほうが楽だと思います。

G-SHOCK GDG-B100

G-SHOCK GDG-B100で何ができる?

Bluetoothでつないだスマホに電話やメール、SNSの着信があると、G-SHOCK GDG-B100は振動で知らせます。ただ、誰からの何の通知かまで時計の画面に出るのかは、まだ分かっていません。測った運動の記録もスマホに送って、アプリで見返せます。

時計の側で測れるのは、ストップウォッチのタイムに加えて、距離・速さ・ペース・消費カロリーです。ラップは100本まで残せて、インターバルトレーニング(速く走る区間と休む区間を繰り返す練習)用のタイマーもあります。歩数は、腕の動きをとらえる加速度センサーで数えます。

MUDMANの画面は、このモデルからMIP液晶になりました。MIP液晶は、画素ごとに表示を覚えておく小さなメモリを持ち、外の光を反射して見せる液晶で、日差しが強いほどくっきり見えます。暗いところで自動で点くライトは赤色で、暗さに慣れた目がまぶしさでくらまずに済みます。

ガーミンのInstinct Eとの違い

ガーミンのInstinct Eは、アウトドア向けのタフなInstinctシリーズの中で、手に取りやすい値段のモデルとして出ているものです。アメリカ国防総省の規格MIL-STD-810に準拠していて、熱や衝撃、水への強さを売りにしています。GPSで距離とペースを測り、手首に光を当てて脈をとる光学式心拍計で心拍も測ります。

G-SHOCK GDG-B100Instinct E(45mm)
値段38,500円52,800円(2025年1月の発売時)
電源電池(約2年)充電式(スマートウォッチとして約16日、GPSで約24時間)
GPS無しあり
心拍計無し光学式
スマホの通知あり(振動で知らせる)あり
防水20気圧10ATM(10気圧)
重さ66g48g

Instinct EはGPSで記録し続けると約24時間で電池が切れるので、よく走る人ほど、約16日を待たずに専用のケーブルにつなぐことになります。画面の明るいApple WatchやGoogleのPixel Watchのようなスマートウォッチは、Instinct Eよりさらに短い間隔での充電が前提です。

G-SHOCK GDG-B100もInstinct Eも画面はMIP液晶で、表示を変えないあいだはほとんど電気を使いません。それでも電池のもちがここまで違うのは、GPSと心拍計のぶんが大きいと思います。GPSは衛星からの電波を受け続け、光学式心拍計は手首に光を当て続けるので、どちらも電気を多く使います。G-SHOCK GDG-B100が測るのに使うのは、歩数を数える加速度センサーです。

水と泥への備えは、G-SHOCK GDG-B100のほうが厚くなっています。防水は20気圧で、Instinct Eの10ATM(ATMは気圧の単位)より上です。Instinct Eの製品ページが挙げているのは熱と衝撃と水への強さで、泥やほこりへの強さまでうたっているのはG-SHOCK GDG-B100です。

重さは66gで、Instinct Eの45mmより18g重くなります。ケースも縦が63.6mmあり、Instinct Eよりひと回り大きい作りです。

走った距離はどうやって出している?

カシオが発表した機能の中に、GPSはありません。書かれているのは、加速度センサーで歩数を数えることと、距離・速さ・ペースを測れることなので、距離は歩数に歩幅を掛けて出していると考えるのが自然です。

この出し方だと、歩幅が変わったぶんだけ距離がずれます。ペースを上げれば歩幅は伸び、上り坂では縮むので、同じ歩幅で掛け算したままだと、速く走った日は距離が短めに、上り坂の多い日は長めに出ます。距離がずれれば、そこから計算する速さとペースも同じようにずれます。

Instinct EはGPSで位置そのものを追うので、歩幅が変わっても距離はずれません。高いビルの間や木の多い山道ではGPSにもずれが出ますが、走り方で変わるずれではありません。道路で1kmごとのペースを見ながら走る人や、心拍を見て走る強さを決める人には、Instinct Eのほうが記録を頼りにできます。

陸上トラックを走る日はGPSが要らない

1周400mの陸上トラックなら、走った距離は周回の数で分かります。要るのは1周ごとのタイムのほうで、G-SHOCK GDG-B100はラップを100本まで残せるうえ、インターバルトレーニング用のタイマーもあります。400mを何本、間の休みを何秒と決めて走る練習は、この2つで回せます。

道路を走る日のずれは、スマホの位置情報を借りて歩幅を直せれば小さくできます。G-SHOCK GDG-B100にそういう仕組みがあるかどうかは、まだ分かっていません。

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関連動画

出典

  1. G-SHOCK GDG-B100-1(カシオ公式・国際サイト)
  2. Instinct E(ガーミン公式)
  3. Garminの最新技術を詰め込んだタフネスGPSウォッチ 最新モデル「Instinct 3」シリーズを1月23日(木)より順次発売(ガーミン、2025年)
  4. G-SHOCK、デザイン刷新でMIP液晶になった新型マッドマン(Impress Watch、Yahoo!ニュースへの転載)