Appleが次の折りたたみスマホiPhone Duo 2で、画面の下のFace IDを試しているらしい

Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、Appleの次の折りたたみスマホiPhone Duo 2の試作機には、外側の画面の下にFace IDが入っている。もしFace IDが導入されるとしても早くて2027年秋以降の機種であり、かつ製品に入る保証は無い。
Appleの折りたたみスマートフォンiPhone Duoが店頭に並ぶ前日の2026年10月22日に、次の機種iPhone Duo 2の噂が出てきました。Bloombergの記者マーク・ガーマン氏が、自身のポッドキャスト「Power On」で、iPhone Duo 2の試作機には外側の画面の下に顔認証のFace IDが組み込まれていると話したものです。米国のApple情報サイトの9to5MacとMacRumors、日本のiPhone Maniaが、同じ日にこの話を記事にしました。試作機の段階の噂で、試しているからといって製品に載る保証はありません。
初代のiPhone DuoにFace IDが無いのはなぜ?
AppleのiPhone Duoの製品ページのとおり、iPhone Duoのロックは、サイドボタンに組み込んだ指紋認証のTouch IDで解除します。閉じていても開いていても同じボタンに指を当てればよく、Apple Watchを着けていればそちらでも解除できます。MacRumorsの見立てでは、Face IDを外したのは本体が薄く、Face IDに要る部品を収める場所が足りなかったからです。
Face IDは、顔に赤外線の細かい点を当て、その写り方から顔の凹凸を測って本人かを確かめる仕組みです。そのため、ふつうの前面カメラとは別に、点を出す部品と赤外線を読む部品を、画面の上の部分に並べて収めています。開いたときに薄い板2枚になる折りたたみの本体では、この厚みのある部品の置き場所に困るのも無理はありません。
発売前に出た海外のレビューでも、Face IDからTouch IDに変わったことは不満として目立ちました。9to5MacのChance Miller氏にとっては、初代のiPhone Duoで一番慣れにくかったのがこの点でした。今のiPhoneでFace IDに慣れていると、画面を見るだけでロックが外れていたところを、毎回ボタンに指を置く動作に戻すので、引っかかるのはよく分かります。
画面の下に入れられる理由
ガーマン氏の話では、試作機のFace IDは外側の画面の下に隠してあります。部品を画面の下に置ければ、画面に部品のための切り欠きや穴を空けずに済み、薄い本体でも置き場所を作りやすくなります。
MacRumorsとiPhone Maniaによると、それがいま試せるようになったのは、ガーマン氏が以前から話していた2つの変化があったからです。部品そのものが小さくなったことと、AIの進歩で、認証の正確さを保ったままFace IDの仕組みを簡単にできるようになったことです。
Face IDが載るのはいつ?
9to5MacとiPhone Maniaによると、Face IDが載るのは来年の機種、つまり2027年秋のiPhone Duo 2です。開発が遅れれば、さらに1年先のiPhone Duo 3にずれ込みます。
ほかに検討されているのは、初代に無いアクションボタンと望遠カメラです。アクションボタンは、ガーマン氏によると、次の機種に付ける方法をAppleの社員が探っている段階です。望遠カメラは、9月の時点では3代目の機種で付く見込みだったものが、MacRumorsによれば2代目でも検討に上がっています。
36万円のiPhone Duoを、Face IDのために見送る?
iPhone Duoの256GBは、Appleの発表で364,800円です。Face IDを待つ間は今のiPhoneのままで、その期間は早くて2027年秋まで、iPhone Duo 3にずれれば2028年までの1年から2年です。しかも試作機で試している段階の機能なので、待った末の機種に入らずに終わる可能性も残ります。
Face IDが無いことだけを理由に1年以上待つのは、割に合わないと考えます。Apple Watchを着けている人なら、ロックを外す手間の多くは時計が引き受けてくれるからです。指紋で解除するのがどうしても嫌で、Apple Watchも使っていない人だけは、待つ理由があります。
もう1つ、iPhone Maniaの見方では、Face IDの付いたiPhone Duo 2が出れば、初代の中古の値段は大きく下がりそうです。
とはいえ、買いたい時が買い時なので色々な情報を集めて自分と相談しましょう!