iPhoneの次のアップデートiOS 27.3のベータ版に入った新機能と使える機種

iOS 27.3のベータ版では、iPhone Duoだけにあったスタンバイの文字盤がiPhone 11以降にも来る。日本語に対応した新しいヘルスケアアプリは、Apple Intelligenceに対応したiPhoneとiPadが対象。
iPhoneの次のアップデートiOS 27.3は2026年12月に配信される予定で、正式版の前に試すためのベータ版が11月3日(米国時間)に開発者向けに出ました。9to5Macのまとめによると、一般の人が入れられるパブリックベータも数日のうちに出る見込みです。
目立つ新機能の多くは、AppleのAIの機能であるApple Intelligenceに対応したiPhoneを前提にしています。iPhone 11のような古い機種にも届くものとしては、スタンバイの新しい文字盤があります。
新機能と使えるiPhone
| 機能 | 使えるiPhone | Appleの発表 |
|---|---|---|
| スタンバイの新しい文字盤 | iPhone 11以降 | なし |
| 新しいヘルスケアアプリ | Apple Intelligence対応機種 | あり |
| Siri AIのアプリの中の操作 | Siri AI対応機種 | なし |
| 簡易アクセスの左右寄せ | iPhone Duo | なし |
ヘルスケアアプリはAppleが発表した機能で、スタンバイ、Siri AI、簡易アクセスの3つは、9to5MacやMacRumorsがベータ版を入れて見つけた変更です。ベータ版の機能は正式版までに手直しされたり外されたりもするので、表の4つも12月までに中身が変わる可能性があります。そのヘルスケアアプリも、iOS 27.2のベータ版で一度試されたあと27.2の正式版には入らず、今回のベータ版で戻ってきた機能です。
スタンバイはiPhone Duoと同じ文字盤に
スタンバイは、充電中のiPhoneを横向きに置くと、時計や写真を大きく映す画面です。MacRumorsの記事によると、これまでiPhone Duoだけにあった文字盤が、iOS 27.3を入れられるiPhone 11以降の機種にも来ます。
アナログとデジタルの時計は、Apple Watchの文字盤のように色とコンプリケーション(時計と一緒に出す小さな情報)を選べます。同じ種類の文字盤を何通りも作っておけて、スワイプで切り替えます。写真の文字盤では共有アルバムを選べるようになり、カレンダーと天気の文字盤も増えます。
文字盤はそろっても、スタンバイになる条件はiPhone Duoとほかの機種で違うままです。iPhone Duoは本のように折ったりテントのように立てたりすれば充電していなくてもスタンバイになりますが、ほかのiPhoneは充電器につないで横向きに置いたときだけです。
新しいヘルスケアアプリは日本語でも使える
Appleのニュースルームの発表によると、作り直したヘルスケアアプリは年内に無料のアップデートで届きます。使える言語は英語、中国語(簡体字・繁体字)、フランス語、韓国語、スペイン語などで、日本語もその一つです。
新しくできるInsightsのタブは、心臓、睡眠、体の回復の度合い、運動、バイタル、月経周期の記録を、1日の中でまとめて見せる場所です。その中のFor Youが日々の習慣から提案を出し、たとえば眠りの途切れた夜が続くと、寝る前の過ごし方を見直すよう勧めます。
もう1つのLongevityのタブは、長い期間のデータを分析します。その中のHealth Ageは、体のいくつかの数値が年齢に比べてどうかを見せる機能で、Apple Watchを着けていないと使えません。アプリそのものも対象はApple Intelligenceに対応したiPhoneとiPadで、一部の機能はiPhoneだけです。
Siri AIはアプリの中の操作まで
9to5Macによると、Siri AIはカレンダー、ジャーナル、メッセージ、ミュージックなどのアプリの中で操作をこなせます。Safariでも、開いているタブの整理をSiri AIに頼めます。
Siri AIの言語には、繁体字中国語、ベトナム語、トルコ語、ノルウェー語が増えます。日本語はこれより一足早く、10月27日に配信が始まったiOS 27.2から使えています。
SafariとiPhone Duoの簡易アクセス
Safariには、タブを画面の左に縦に並べるVertical Tabsが入ります。tbreakの記事によると、iPhone DuoではiPadやMacと同じく最初からタブがアイコンになって左端に並ぶので、開いた画面の横幅をあまり取りません。
同じSafariのAdaptive Dark Modeは、ダークモードを持たないサイトをApple Intelligenceで読み取り、暗い色に塗り替える機能です。iPhoneをダークモードにしているとSafariに試すための表示が出て、それを選ぶと背景を暗くし、文字のコントラストを整え、ロゴを反転させ、図の色を塗り直します。もとからダークモードのあるサイトでは働かず、サイトを作る側もタグを入れれば外せます。
iPhone Duoには、画面の中身を左か右に寄せる簡易アクセスが入ります。開くと横に広い画面になるので、片手で持ったまま反対の端まで指を届かせるための機能です。
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出典
- iOS & iPadOS 27.3 Beta Release Notes(Apple Developer)
- Redesigned Health app expands language support(Apple Newsroom)
- Everything new in iOS 27.3 beta 1 so far(9to5Mac)
- iOS 27.3: New StandBy features on more iPhones(MacRumors)
- Safari Vertical Tabs and Adaptive Dark Mode in iOS 27.3(tbreak)
- サムネイル写真: Photo by Brett Jordan on Pexels