2026年11月6日に出るAppleの新MacBook Pro(M6)と旧モデルの違いについて

A laptop displaying a vibrant abstract design in low light, highlighting artistic and digital design concepts.

Appleの14インチMacBook Pro(M6)は339,800円からで2026年11月6日発売。2026年6月に値上げされた14インチMacBook Pro(M5)と同じ値段で、CPUとGPUが2コアずつ増え、無線はWi-Fi 7とBluetooth 6になったが、画面や重さ、Thunderbolt 4の端子はそのまま。

Appleの14インチMacBook Pro(M6)は、2026年10月29日に予約が始まり、11月6日に発売です。値段は339,800円からで、学生と教職員は322,800円から買えます。14インチMacBook Pro(M5)も2026年6月の値上げで339,800円からになっていたので、新しいモデルは前のモデルと同じ値段で出てきました。

Appleの14インチMacBook Proの仕様のページの数字を前のモデルと並べると、本体の形と画面はそのままで、チップと無線の部品が新しくなっています。Appleのニュースリリースによると、14インチMacBook Pro(M5)よりグラフィックスが最大30%、AIの処理が最大25%速くなります。

旧モデルMacBook Pro(M5)からの変化

項目14インチMacBook Pro(M6)14インチMacBook Pro(M5)
CPU12コア10コア
GPU12コア10コア
Neural Engine16コア×2基16コア×1基
Wi-FiWi-Fi 7Wi-Fi 6E
BluetoothBluetooth 6Bluetooth 5.3

CPUとGPUが2コアずつ増え、AIの計算を受け持つNeural Engineは1基から2基になりました。ITmediaによると、Neural Engineの性能は最大1.9倍になり、文章を作るAIのモデル(LLM)をMacの上で動かしたときのプロンプトの処理は最大1.3倍速くなります。計算する部分そのものが増えたぶん、グラフィックスやAIの数字が上がりました。

Wi-Fi 7は無線LANの新しい規格で、Wi-Fi 7のルーターにつないだときにだけ速さが出ます。家のルーターがWi-Fi 6や6Eのままなら、通信の速さは前のモデルとほぼ同じです。

メモリは16GBから32GBまで、ストレージは1TBから4TBまでで、どちらも3段階から選べます。一番安い構成は、値上げ後の14インチMacBook Pro(M5)と同じ16GBと1TBです。

14インチMacBook Pro(M5)と同じところ

画面は前のモデルと同じ14.2インチのLiquid Retina XDRディスプレイで、書き換えは最大120Hzです。重さは1.55kgのままで、電池も72.4Whと同じ容量なので、電池の持ちの目安も動画のストリーミングで最大24時間とそろいます。付属の電源アダプタは70Wで、30分で最大50%まで充電できます。端子もMagSafe 3(磁石で付ける充電用の端子)、Thunderbolt 4が3つ、HDMI、SDXCカードスロット、ヘッドフォンジャックで、色もスペースブラックとシルバーの2色から選ぶところまで前のモデルと一緒です。

M1を積んだMacBook Proから替える人には電池の持ちが最大4時間長くなりますが、前のモデルから替える人には同じ24時間のままです。画面の見え方も持ち歩く重さも電池の持ちも同じなので、14インチMacBook Pro(M5)から替えると、グラフィックスとAIの処理の速さと、Wi-Fi 7のルーターを置いている家での通信くらいしか変わりません。Macの上でAIのモデルを動かすことがなく、ルーターも古いままなら、急いで替えなくても困らないと私は考えています。

有機ELの画面でタッチ操作ができるMacBook Pro

2026年11月6日には、画面を有機EL(OLED)に変え、指で触って操作できるようにしたMacBook Proも発売されます。AppleがPROLED XDRディスプレイと呼ぶ画面を使ったモデルで、MacBook Proで初めてタッチ操作に対応し、14インチと16インチの2つの大きさから選べます。チップはM5 ProとM5 Maxで、14インチMacBook Pro(M6)には有機ELの画面もタッチ操作も付きません。

項目14インチMacBook Pro(M6)PROLED XDRディスプレイのMacBook Pro
画面Liquid Retina XDRディスプレイPROLED XDRディスプレイ
タッチ操作非対応対応
コントラスト比1,000,000:110,000,000:1
チップM6M5 Pro・M5 Max
値段339,800円から499,800円から

14インチで一番安い構成同士を比べると、PROLED XDRディスプレイのMacBook Proは16万円高く、明るいところと暗いところの差を表すコントラスト比は10倍です。有機ELは画素の一つひとつが自分で光るので、黒く映すところは光を消して真っ黒にでき、そのぶん明暗の差を大きく出せます。

PROLED XDRディスプレイのMacBook Proのニュースリリースによると、画面を指でなぞってウェブページをスクロールしたり、ウインドウをダブルタップして画面いっぱいに広げたりできます。タッチ操作に合わせて作られていない今までのアプリも、触ったところをmacOSがクリックに置き換えるので、指で押して操作できます。画面と本体をつなぐヒンジも作り直してあり、指で触ったときに画面がぐらつきにくくなっています。

M5 ProとM5 Maxのモデルは併売

PROLED XDRディスプレイのMacBook Proが出ても、Liquid Retina XDRディスプレイのM5 ProとM5 Maxを積んだモデルは、14インチと16インチのどちらも入れ替わらずに売られ続けます。14インチの並びは、一番下のモデルのチップだけが1世代新しくなり、M5 ProとM5 Maxを積んだ上のモデルは、PROLED XDRディスプレイのものも含めてM5の世代に残る形になりました。

Thunderbolt 5(外付けのSSDやディスプレイをつなぐ端子の規格の新しい版)を使いたい人や、外部ディスプレイを3台以上つなぎたい人は、14インチMacBook Pro(M6)では足りず、M5 ProかM5 Maxのモデルのほうが良いかもしれません。

コアの数でも、下記の表のとおりM6を上回ります。

チップCPUGPU
M612コア12コア
M5 Pro15コア16コア
M5 Max18コア32コア

ただ、どのモデルも本当に高いのが泣けてきます😭正直スペックが高すぎて旧モデルでも満足しそうな気がしますが、値段が変わらないですし新しいのが欲しいですね。

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関連動画

出典

  1. MacBook Pro - 仕様 - Apple(日本)
  2. Apple、M6を搭載した新しい14インチMacBook Proを発表 - Apple Newsroom(日本)
  3. Apple、PROLED XDRディスプレイを搭載した画期的なMacBook Proを発表 - Apple Newsroom(日本)
  4. Apple、M6搭載の14インチ「MacBook Pro」発表 AI性能向上、33万9800円から - ITmedia NEWS
  5. M5からM6の14インチMacBook Proに買い替えるべきか|違いは7つ - スーログ
  6. M6チップ搭載14インチMacBook Pro正式発表!日本は339,800円からで11月6日発売 - となりずむ
  7. サムネイル写真: Photo by Nikolaos Dimou on Pexels