Pixel Watch 5 の LTE モデルは、スマホと同じ携帯会社でないと使えない
Pixel Watch 5 の LTE モデルは Wi-Fi モデルより17,000円高く、単体で通信するにはスマホと同じ携帯会社での契約が要る。対応しているのはドコモ・au・ソフトバンクで、腕時計の分の月額は385円か550円。
Pixel Watch 5 で LTE モデルを選ぶと、本体が17,000円上がり、使い始めれば毎月の料金もかかります。しかも LTE で通信できるのは、腕時計とスマホで同じ携帯会社を使っている場合だけです。Google が日本で LTE の対応先に挙げているのはドコモ・au・ソフトバンクの3社なので、スマホの契約によっては、高く払った LTE の部分が使えないまま終わります。
本体の差はどちらのサイズも17,000円
Pixel Watch 5 は41mm と45mm の2つの大きさがあり、どちらも Wi-Fi モデルと LTE モデルの差は17,000円です。10月7日までの Google ストアの創立記念キャンペーンでは、Pixel 11 シリーズのスマホと一緒に買うと10%引きになり、Pixel Watch 4 を下取りに出すと最大25,800円が戻ります。
| Wi-Fi モデル | LTE モデル | |
|---|---|---|
| 41mm | 62,800円 | 79,800円 |
| 45mm | 67,800円 | 84,800円 |
LTE モデルなら、スマホが手元に無くても、メッセージの送受信や通話、音楽の再生、Google ウォレット、Gemini が使えます。通信は eSIM で、携帯会社の手続きは買ったあとからでもできます。
スマホと同じ会社でしか使えない
Google ストアの製品ページには、LTE を使うには「Google Pixel Watch 5 とスマートフォンで同じ携帯通信会社を利用する必要があります」と書かれています。腕時計のために別の回線を持つのではなく、スマホの電話番号とデータ量を腕時計と分け合う仕組みだからです。ドコモの「ワンナンバー」、au の「ナンバーシェア」、ソフトバンクの「ウェアラブルデバイスモバイル通信サービス」がそれにあたり、どれも腕時計からの通話と通信は、スマホで契約しているプランの分として数えられます。
ドコモは ahamo と irumo でも申し込めます。ワンナンバーの対象プランには、ドコモ MAX、ドコモ ポイ活 MAX、ドコモ mini、eximo と並んで ahamo と irumo が入っていて、ahamo の人はドコモショップではなく Pixel Watch のアプリから申し込みます。一方、UQ mobile と povo(au 系)、ワイモバイルと LINEMO(ソフトバンク系)で使えるかは、au とソフトバンクのページには書かれていませんでした。
楽天モバイルは、Google が挙げる3社に入っていません。スマホが楽天モバイルや格安SIMのままなら、LTE モデルの17,000円ぶんは使えません。腕時計はスマホと Bluetooth でつないで使うことになり、それは Wi-Fi モデルでもできることです。
月々は385円か550円
腕時計の分の月額は、ドコモのワンナンバーが550円、au のナンバーシェアが385円(利用料55円と子回線の基本料330円)、ソフトバンクが385円です。ソフトバンクは申し込みから3か月の基本料が0円になるキャンペーンをしていて、終わる時期はまだ決まっていません。本体の差額と合わせて2年使うと、ドコモは17,000円に13,200円が足されて30,200円、au は9,240円が足されて26,240円、ソフトバンクは無料の3か月を除いた8,085円が足されて25,085円です。
スマホを置いて出かけるのが週末に走るときくらいなら、私は Wi-Fi モデルにすると思います。月々の料金は、腕時計を LTE でつながなかった月にもかかるからです。
au のページにはまだ Pixel Watch 5 が無い
ソフトバンクのウェアラブル向け通信サービスのページには、対応機種として Pixel Watch 5 が載っています。ドコモのワンナンバーの案内にも Pixel Watch 5 が入っていますが、au のナンバーシェアのページに並んでいるのは Pixel Watch 4 までです。Google のヘルプでは au も LTE の対応先に入っているので、au のページの更新が追いついていないだけかもしれません。