ヤマハのDolby Atmos対応の小型サウンドバーB200Aは机上で使えるか

ヤマハの小型サウンドバーB200Aは幅60cm・高さ6.4cmで、2026年10月下旬に市場想定価格43,780円前後で発売される。
書斎のパソコンの机や、寝室に置いた小さめのテレビと組み合わせることまで考えて作られたのが、ヤマハが2026年10月下旬に出す小型サウンドバーB200Aです。大きさは幅60cm・高さ6.4cm・奥行9.4cmで、重さは約1.8kg。幅60cmは、27型のモニターの画面の横幅(計算すると約60cm)とほぼ同じで、ヤマハが合わせるテレビとして勧めているのも30〜50型です。値段はオープン価格で、AV Watchによると市場想定価格は43,780円前後です。
Dolby Atmosの音はどこから出る?
B200AはDolby Atmos(前後左右に加えて、頭の上からの音まで入れられる音声の規格)に対応しています。中に入っているのは、46mmのユニット2基と75mmのサブウーファー1基、それにパッシブラジエーター2基で、構成としては2.1chです。パッシブラジエーターは、電気ではなく、箱の中の空気の動きで揺れて低音を足す振動板です。
頭の上や横からの音は、「TRUE SOUND」というバーチャル処理で作ります。AV Watchによると、Dolby Atmosの音声をいったん本体の中で仮想の5.1.2chに置き換え、それをこの2.1chのスピーカーで鳴らす仕組みです。AV Watchの記者は実際に音を聞いていて、音の定位がシャープになり、低音はタイトでスピード感があり、バーチャルサラウンドの効き方も分かりやすかったと書いています。
パソコンにつなぐとき
端子はHDMI(eARC/ARC)が1つ、光デジタルが1つ、3.5mmのアナログ入力が1つです。このHDMIはテレビとつなぐための端子で、eARCはテレビの音をサウンドバーへ送り返す仕組みです。B200AにはHDMIの入力が無いので、パソコンのHDMI出力を直接差しても音は受けられません。パソコンとは、光デジタルかアナログ入力、またはBluetoothでつなぐことになります。
Dolby Atmosの音声は、ふつうHDMIのeARC/ARCで送られます。光デジタルやアナログ、BluetoothではDolby Atmosのままでは届かないので、パソコンの音はステレオで聞くか、サウンドモードのバーチャル処理で広げて聞くことになります。
Dolby Atmosはテレビにつないだときに効く機能と考えておくほうがいいと思います。
その代わり、パソコン机で役に立ちそうなのがBluetoothのマルチポイント接続です。スマートフォンとパソコンを両方つないだままにしておけるので、パソコンで動画を見ている合間にスマートフォンの音楽に切り替えるたびに、つなぎ直す手間がかかりません。
SR-C20Aから変わったところ
AV WatchとPHILE WEBは、B200Aをヤマハの小型サウンドバーSR-C20Aの後継として伝えています。いちばん大きな違いはDolby Atmosに対応したことで、ユニットと音の調整も新しくなりました。低音は、SR-C20Aが65Hz(-10dB)までだったのに対し、B200Aは60Hz(-10dB)まで出ます。-10dBは、基準より音が10dB小さくなるところまでを数えた値という意味です。なぜ5Hz下がったのかは、まだ分かっていません。
サウンドモードと壁掛け
サウンドモードはSTEREO・STANDARD・MOVIE・GAMEの4つです。これとは別に、人の声を聞き取りやすくするCLEAR VOICEと、低音を強めるBASS EXTENSIONがあります。テレビ台に置かずに、壁に掛けることもできます。
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